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ロータリークラブ福祉フェスティバル

13時から湖南市中央の甲西文化ホールで開かれた湖南ロータリークラブ主催の福祉フェスティバル《働くことの喜びを私たちにも『障碍者雇用を考える』》に来賓として出席しました。

湖南ロータリークラブのみなさんには、いつも障がいのある人の雇用にご理解とご協力をいただいています。

第1部式典では、最初に会長からあいさつがあり、来賓の市長、市社会福祉協議会長、国際ロータリー第2650地区社会奉仕委員長、市商工会長、市工業会長を代表して、市長から祝辞を述べました。

さらに、会長から、スキップハート、湖南ダンスカンパニー、座☆ポップコーンs、湖南市身体障害者福祉協会に寄付が行われました。

  第2部ではパネルディスカッションとなり、ロータリアンである会員がパネリストとしてズラッと壇上に並びました 〇会長 雇用就労の促進については経営者の意識が大事だ.ロータリーで大阪の障害者雇用促進のための第三セクターを視察してきたが、従業員160名のうち150名が障がいのある人だった.施設も素晴らしいバリアフリー化の施設だった.いたれりつくせりの合理的配慮が行われている.パネリストの全員が障がい者を雇用しているわけではないが、これから雇用していただけるものと信じている。

〇司会 ここ数年、障がい者雇用が伸びている.精神障がい者がカウントされるようになったのとともに、企業の雇用促進努力による.しかし、さらに課題もある.各企業では各種の障がい者を雇用いただいている.雇用期間も5年以上の企業もあるが10年以上の企業がほとんど.働き続けることが難しいので、継続して雇用していただいてとてもありがたい.将来的に雇用したいという企業はすべての企業が考えていただいているのは素晴らしい.そこで、働いている方とその部署について伺う。

〇A社(製造業) 身体障がい者は30年以上で継続雇用の63歳.知的障がい者は62歳で延長雇用している.精神障がい者は59歳で、施設からは継続雇用を申し出られている。

〇司会 現場での仕事は変わっているのか? 〇A社 長い間技術雇用で長い間同じところで働いている。

〇司会 実習の取り組みについて伺う。

〇B社(運輸業・製造業) 30年近く前に市外施設からの紹介で知的障がい者雇用を始め、現在は5名雇用している.運送会社だが、倉庫でのピッキング、製造での照明器具組立で働いている.毎年養護学校3校から研修に来ている.市内作業所からも3名が実習に来ていたが、作業所が忙しくなり、仕事を出している.市外の特定非営利活動法人からの紹介でも組み立て現場に来ている.照明器具カバーの組み立てを指導者とともに来ている.障がい者にできる作業がある。

〇司会 それぞれ雇用で苦労したところがあれば教えてほしい。

〇A社 通勤。

安全確保が難しい.信号がなく国道が渡れなかった.構内移動のために自転車の練習をしたが、道路を渡るために信号機をつけてもらった.コミュニケーションがとれるように現場長は勉強している。

〇B社 ミスをした時のフォロー.そのときには噛み砕いた話、同じ目線で話す.感情の起伏が激しいので現場では苦労している。

〇司会 会場から発言を求める。

(障がい者家族)。

(障がい当事者・知的障がい者)。

(障がい当事者・聴覚障がい者)。

〇司会 コミュニケーションが大変との声もある.現場で困っていることを伺う。

〇C社(運輸業) 雇用義務がなく、現場の仕事が多い。

コンプライアンスが言われ、資格が必要.運転免許証やフォークリフト、ハイワークなどの資格があれば雇用したい.来社いただければ資格取得は会社でもしているが、安全第一がネックになる。

〇司会 サービス業での雇用の工夫などをうかがう。

〇D社(販売業) 店頭では働きにくい職場環境.本社での総務は10年以上携わり、課長代理でなくてはならない存在.頑張りすぎて疲れるので、自分のことを考えるように言っている。

〇司会 湖南市は働きやすい街か。

〇D社 もともと福祉に力が入り、暮らしやすい街.店頭での仕事のチャンスもできる仕組みができれば協力したい。

〇司会 湖南市には発達支援システムやチャンスワークこなんなどで就労支援をしてもらっている.湖南市では他になにか考えているか。

〇市長 移動手段について、高齢社会にもなるのでAIを活用したデマンドを検討している.負担については財政と検討。

〇司会 就労時間はどのようになっているか、また、免許がないので送迎バスは何とかならないか。

〇E社(食品製造業) 工場は不便なところにあるが、9時から16、17時で変速勤務をいただいている.障がい者は頑強なので、自転車で来ている.雨や雪では親が送迎している.最盛期には定時が19時になるが早く帰ってもらうよう配慮している.パートについては今回検討する.以前はマイクロバス送迎をしていたが、パートが個別に自家用車通勤になっているので、送迎なく駐車場を提供している。

〇司会 ロータリークラブでバスを買ってもらえればありがたいと思うが。

〇F社(建設業) 3人雇用している.自力通勤なので送迎は必要ない.ロータリークラブで送迎バスをというと、会長の意見も聞かないといけない.何十人も雇っていれば考えるが、3人では個別には無理。

〇司会 養護学校教員からの質問だと思うが、求めている人材とは、どんな力が必要かという質問がある、人づくりはどうすればよいか、SDGsの取り組みをしているが解説を。

〇G社(製造業) 誰も取り残されない世界をつくる国連決議、持続的な社会をつくる、この理念に沿って素晴らしい湖南市にしたい。

〇司会 実習や職場体験としてはどうしているか。

〇H社(観光業・飲食業) 3人雇用している.ゴルフ場でキャディやコース管理などができる.経営しているスイミングスクールで軽度知的でパラリンピックを目指している子どももいる。

〇I社(製造業) いま雇用していないのでどうしたらよいか教えてほしい。

〇J社(製造業) 職安、チャンスワークこなん、働き暮らし応援センターに世話になることができる、この三者は、働きづらさの人と企業の橋渡しをしてくれる、フォローもしてくれている。

〇I社 雇用しようと思うと企業側の意識が必要だが、注意しないといけないことはあるか。

〇J社 当社では40名中8名が障がい者、施設のバリアフリー化はできていないが、日常目線、コミュニケーションを図っている、良いことをすれば褒めてあげると自信となり、今では欠かせないスタッフになっている。

〇司会 奉仕委員長からロータリークラブで障がい者雇用を進めるための支援宣言をしてもらう。

〇実行委員長 (障碍者就労支援宣言を朗読)。

〇司会 みなさんにも注目していただき、障碍者雇用がもっと進むようにしていきたい。

  第2部が終わり、第3部は障碍者によるダンスパフォーマンスとなりました。

ダウン症の仲良し6人組であるスキップハートのダンス、十人十色のアーティストたちが奏でる湖南ダンスカンパニーの演技、栗東市在住の障碍者と保護者によるダンスチームである座☆ポップコーンsのダンスで会場は盛り上がりました。

そして、その後、全員がステージに上がり、ロータリークラブの会員とともにひとつとなってダンスに興じました。

16時に副会長のあいさつで閉会となりました。

湖南市では、このように企業側が積極的に障がいのある人の働きたいという思いに寄り添っていただき、加えてさりげない支援とも相まって、とても暖かな思いやりの深い街となっています。

ロータリアンのみなさんに感謝です。

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