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総合教育会議

【総合教育会議】 16時から湖南市石部中央の西庁舎で令和元年度第4回湖南市総合教育会議を開きました.議長としてあいさつを行い、会議を進めました。

(1)不登校、問題行動について 〇学校教育課長 不登校、長欠児童生徒については、中学生の不登校率が高い傾向が見られていたが、昨年度は全国平均より低くなった.小学校は1.01%となっているが湖南市に在籍して外国にいる児童数が含まれており、実際は0.77%.過去最低となっており、様々な取り組みの成果が出ている.不登校の原因は家庭養育環境と本人の発達特性が絡みあい長期化している.長期化している児童生徒には適応始動教室やことばの教室、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの指導が入っているが、大きな家庭課題がある子供が多い.要対協の対象児童生徒が多く、場の雰囲気を理解できなかったり、本人にあった環境調整ができない場合が多いが、本人に見合った取り組みをすすめている。

行き渋りや不登校への対応は早期の対応が大事で、不登校ネット会議では校内の会議から外部の機関と連携できるようにシステムを整えている.30日以上の不登校で専門機関とつながっているのは小学校で65.3%、中学校で83.4%であり、さらにきめ細かくしていきたい。

滋賀県では小学校低学年の暴力行為が増えており懸念している.原因を細かく見て、家庭環境も観察して早期発見早期対応している.個別指導が完了していないまま教室に帰したり、感情が収まらないまま再び暴力につながる件が起きている.学警連携制度を活用しているが十分でない.いじめについては早期に発見介入し、重篤化しないようにしている.SNSは見つけにくいので保護者にも啓発して対応している。

〇少年センター 事例として窃盗、万引きで検挙されたAの支援.甲賀市の県立養護学校生徒.夏休み前の相談で、再犯しないかの心配から、あすくるでの体験活動や臨床心理カウンセラーで本人に自信を持てないかとの取り組みをした.あすくるの支援スタッフは、支援コーディネーターが支援プログラムを作成し、プログラムに沿って支援を進める.体験を通じて自信をつけるため、あすくるの登録ボランティアの支援を受けて、陶芸体験で容器や木工でCDラックを作り、調理実習にも取り組んだ.その中でボランティアからいろんな前向きの評価を受け、2学期の進路相談では、漠然と運送業に付きたいと言っていたが、もう少し視野を広げて就職先を考えたいとしたという.あすくるの臨床心理カウンセラーから窃盗や万引きを振り返る取り組みをしている.警察の継続補導も終了し、再犯の恐れがなくなっている.再犯だけでなく、発達障害、家庭環境など様々な子どもがいるので、学校、警察、市教委、専門機関と連携して支援プログラムを作成している.子どもが学校での学びについていけない、学校にも家庭にも居場所がないなどの少年がいるので、そうした少年の受け皿として少年センターが働いている.定期的に学校訪問をし、事態が深刻化する前に重点的に取り組んでいる。

〇甲賀警察署生活安全課係長 学校連絡制度があり、警察では少年非行を行っており、犯罪や不良行為で検挙されるとすべて学校に連絡している.そののち、生活安定を目指すことが大事なので、先生や保護者と見守り、再犯のないように、生活が安定するように取り組んでもらっている.犯した後は未然防止が重要。

日頃から教員と連携しており、心配な子どもについては相談を受け、情報交換で対応している.相談することでその時点の対応ができて深刻化していないこともある.日頃からの連絡相談は大事で、未然防止のために早期対応が必要.虐待が背景にある場合があり、家庭児童相談室など福祉とも連携している.警察だけで解決できないことが多い。

一緒に対応する必要がある。

〇教育長 長欠児童数は? 〇学校教育課長 年間30日以上。

〇教育長 全欠は一回も登校せずだが、文科省への報告基準は? 〇学校教育課長 あとで調べる。

〇教育長 年間全欠がゼロと認識していたが増えている、理由は。

〇学校教育課長 カウントとして外国に出た子どもが入っている。

〇市長 それは制度の問題か.国保では本国に帰国しても除籍できずに未納が続く場合がある.それと同じようなことか。

〇学校教育課長 住所を置いていると学籍に基づいて報告するようになっている.湖南市では本当に来なければならない子どもを精査している。

〇市長 数字が減っているが、効果的だった取り組みは何か。

〇学校教育課長 保護者から『ちょっと休ませる』の連絡があれば様子を見るのではなく、『病院に行くのか』とか、『夕方にもう一度電話をかける』とか、そのままにせずに声をかけ、2日目、3日目には家庭訪問している。

〇市長 家庭訪問は担任ひとりでしているのか。

〇学校教育課長 中学校では担任に加えて学年主任とか、話しやすい先生とかと一緒に、ひとりでは行かないようにしている。

〇A委員 7日目で校長が家庭訪問に行くのは早くないか。

〇学校教育課長 7日は学校にとって長い.校長が保護者に出会うとか、ある学校では家庭訪問して、保護者と生徒に『学校に来てほしい』とメッセージを伝えている。

〇A委員 校長が行くほうが効果的なのか。

〇学校教育課長 長期に休む場合、子どもと担任が出会えていなければ、自宅に本当にいるかの確認もあり、校長が出ていく。

〇市長 虐待の可能性もあるからか。

〇学校教育課長 湖南市教育委員会には社会福祉士を配置しているので、昼間に親子でいることが確実で教員を避けていれば、社会福祉士が出会うケースもある。

〇教育長 24年度の率が飛び抜けて低いが。

〇学校教育課長 これでやろうと方針が示された年なので、一度数字が落ちている。

〇教育長 示し方が大事なのか。

〇学校教育課長 すべての学校にリーフレットと電話のかけ方マニュアルを全教員に徹底できた年だ。

〇市長 継続できていないのか。

〇学校教育課長 最初はインパクトがあった。

〇教育長 慣れが出てきたのか。

〇学校教育課長 不登校については、それまでは家の居かたも考えられていなかったが、今はその子ども毎の質に合わせてケースへの対応が手厚くなっている.家にいても放ったらかしにならないようにしている.中学校3年生が大事で2学期から少年センターに入ってもらっているケースもある.今年度当初に学警連携のメッセージを強く出したが、甲賀警察署では変化があったか。

〇甲賀警察署生活安全課係長 昨年度よりは相談、来訪は増えたが、小学校の先生は相談しづらいのか.小学校は数も多いので。

〇B委員 警察と連携としているが、何もなくても行き来できればよいのではないか。

〇市長 そういう工夫はしているのか。

〇学校教育課長 最低、学期に1回は警察署と連絡をするようにとしている。

〇教育長 校長会の教育長資料でも、警察、消防と顔つなぎをするようにとしているが、していないのか。

〇甲賀警察署生活安全課係長 問題が何もない学校はないので、学校の様子がどうかのベースがあればやりやすくなる.事件として取り扱うことがなくても、先生と関係性を作るのは大事。

〇B委員 警察による学校訪問をしてはどうか。

〇C委員 警察はあまり入らないにこしたことはない。

〇教育長 対教師暴力では警察を入れるのを躊躇するなとしている。

〇市長 今後とも連携を。

(2)防災教育、交通安全教育について 〇学校教育課長 湖南市教育の基礎は命と人権.災害を防ぐことは当然だが被害を小さくするために減災に取り組んでいる.通学については通学路等交通安全推進会議を設置して協議しており、通学路等交通安全プログラムを来年から改定する.学校教育課が事務局となり、社会福祉課は療育教室が入っているため.要望に関係各課がどう対応するかを記載している。

8月中に把握することとしていたが、来年度からは補助金の関係で7月中に取りまとめる.多いのは中学生の自転車事故.4月に指導をしている.事故にあって大丈夫というと加害者がすぐにいなくなるので、連絡先を聞くとか先生を呼ぶとかの指導もしている.自然災害は学校にいるときに起きて元気に保護者に引き渡さないといけないので、避難訓練、引渡し訓練をしている.菩提寺小学校では1週間のブラインドで引渡し訓練をし、岩根小学校では防災運動会をまちづくり協議会と進めている.湖南中央消防署からの助言もある.令和2年度からは学習指導要領に防災教育が入り、危機管理・防災課の出前講座を予定している.学校の避難訓練に地域の人が参加したり、地域の避難訓練に子どもの参加を促したりしている。

  〇B委員 訓練で一覧表に上がっていない学校は何もしていないのか。

〇学校教育課長 引渡し訓練はすべての学校でとしている.避難訓練もすべてでやっている。

〇A委員 引渡し訓練とは初めて聞いたが。

〇学校教育課長 5時間目まで授業をして、その後地震が起きた想定で、グラウンドに避難し、親にタウンメールで保護者に伝え、迎えに来てもらう.車での来校は止めてもらっている.菩提寺小学校では渋滞になり、学校運営理事会が車での来校は禁止すべきと校長に指示してくれた.引渡し時間に来られない児童は学校で保護している。

〇C委員 担当小学校の理事会で聞いている.地域と学校の連携がうまく行っていて、地域で交通整理してくれている.防災キャンプも理事会で計画して参加したりしているが、参加していない子どもには防災訓練ができていない課題がある.ハザードマップがどこまで行き渡っているかを確認する必要がある.菩提寺学区は土砂で危ないところが多い.家族、家庭で把握しておく必要がある。

〇学校教育課長 一部土砂災害警戒区域にかかる学校では、大雨のときに近寄ってはいけないところを指導している.教育長のいうリトル防災士で広げることも指示を受けている.危機管理・防災課と連携する。

〇C委員 ちょっと経験しているとかなり違ってくる。

〇市長 子どもから保護者に対して防災情報が逆流することも考えられるので、防災教育には期待する。

〇教育長 リトル防災士の制度を導入し、災害が起きてもすぐに管理職が出勤できないときに、子どもたちがどこに何が入っているかを教えてくれるようになればと思う.そういう自覚をさせたい.校長には、火災だけでなくさまざまな避難訓練をしておく必要があると言っている。

〇C委員 避難場所と避難施設があるが、その辺りの周知はどうすべきか。

〇市長 一時避難場所は地震では広い場所だが水害では危険かもしれず、それぞれ判断する.避難施設はまずはまちづくりセンターに地区連絡所を設けるので少人数ならそこになる.大規模になると小学校区ごとにまちづくり協議会が避難所を開設する.個別に考える能力が必要だが、そこは防災教育にもなる.これからAIでパーソナルに避難情報が届くようになるが、逆に情報が届かなければ避難しなかったりする。

〇教育長 そこは自己管理、危機回避能力となる。

(3)第2期教育振興基本計画案について 〇学校教育課長補佐 教育大綱に基づいて教育振興基本計画を策定する.計画期間は令和2年度から6年度までの5年間.作業部会で議論を重ねており、先週議会常任委員会に説明し、20日に全員協議会に示す.その後、パブリックコメントを行い、その後、議会に議案上程する.基本的方向は、自尊感情を醸成する、学校・家庭・地域との協働による教育力の向上に取り組む、安全・安心で質の高い教育環境を整備するとし、その下に政策、施策を掲げている.3月議会で議決を得て、大綱と合わせて振興プランとしたい。

〇市長 福祉教育委員会では意見があったか。

〇学校教育課長補佐 事業内容や数値目標の説明を求められた.図書館では数値目標を新規登録者としたが貸出冊数がよいのではという声もあった!。

〇市長 内容変更に至る変更はなかったということか.他に何かあるか。

〇C委員 大綱に基づいた内容であり、意見は提出してある。

〇B委員 提出してある。

〇教育長 キャリア教育については、非認知能力であるやる気やコミュニケーション能力を高めることが大事だ。

〇市長 キャリア教育と主権者教育で被るが、こなん政策アカデミーで高校生が小学生の勉強を見るとか、小学生が園児の勉強を見るとかの提案があったので、そういう相互乗り入れも考えてほしい。

〇教育長 キャリア教育と主権者教育が相互に被さっていく。

〇市長 縦割りなので教育研究所でどうするへきかのスキームを検討してほしい.できれば文科省に伝えに行く。

〇C委員 基本的には大綱からの基本計画なのでこれでよいが、性教育への言及が足りない.女性が被害者.男女間の違いを克服する教育を立ててほしい.SNSでも被害者は女性だ.人権教育に入れてほしい。

〇B委員 以前、小学生が市長に質問するというのを広めてはと言ったが、あなたが市長だったらという逆転も面白いのでは。

〇市長 こっちにかかってきたのか(笑)。

〇B委員 立場が変わればと。

〇市長 それではそれらも含めて教育委員会で検討を。

予定時刻である17時30分に総合教育会議は終了しました。

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