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新しい国道1号バイパス建設促進集会

16時から大津市の琵琶湖ホテルで開かれた『新しい国道1号バイパス建設促進集会』に出席しました。

最初に、共同代表それぞれからあいさつが行われ、まずは、二之湯智共同代表からあいさつがありました。

《以前より上野議員と必要性を話しており、昨年3月に議員連盟を立ち上げた。

昨年8月に建設促進期成同盟会が立ち上がった。

かねてからの懸案であり、大津市側から慢性渋滞、京都市側は外環状が朝夕混雑しており、必要性はあったが、両方の行政の呼吸が合わなかった。

幸い、滋賀県政、京都府政、京都市政に地域づくりに熱心な首長が揃った。

地方分権で政令市の国道整備は政令市に移管されたので京都市も合わさなければならなくなった。

最近の財政難で京都市もなかなかやろうとならなかったが、今日は滋賀県知事、京都府副知事、京都市副市長が揃った。

京都は新幹線にしても道路にしても何もしなくても通るのでなかなか機運が盛り上がらず、本日は参加者が少なくて申し訳ない。

しかし、京都の国会議員は一致協力しているので心配に及ばない。

一生懸命努力する》。

次に、上野賢一郎共同代表からあいさつがありました。

《冒頭、大津市の事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りし、怪我をした人の回復をお祈りしたい。

道路部会でも議論していきたい。

これまで着々と組織づくりが進んできたことに感謝申し上げたい。

大津では一号線の課題は大きかった。

生活だけでなく、中長距離輸送や観光が集中しており、なかなか時間が読めない。

災害では周辺道路に急速に影響が生じる。

バイパス整備は滋賀、京都どちらにもメリットがある。

二階幹事長のもとで国土強靭化を進めているが、一号バイパスの整備は大きく貢献する。

滋賀県は国土交通省の尽力で道路予算が過去にない全国28番目となった。

より長期の視点で道路整備が必要だ。

近畿の道路ネットワークにつなげる、地域間競争に乗り遅れず、多くのみなさんに京都、滋賀に来てもらう、物流拠点とすることが大切だ。

環境影響評価などを進めていくが、どれだけの経済効果があるかを検討していく。

財政負担の課題もあるが、まずは大きな事業をみんなで力を合わせることが大事だ。

参集いただきありがとう》。

次に、新しい国道一号バイパス建設促進期成同盟会の滋賀県、京都府、京都市のあいさつとなりました。

最初に、同盟会会長の滋賀県知事からあいさつがありました。

《このような場を作っていただきありがとう。

今週発生した痛ましい交通事故に心を痛め、交通安全を呼びかけている。

今年度から新しい中期計画を始め、強靭な道路インフラの整備に取り組むとしている。

国道一号は幹線道路だが慢性渋滞であり、6年前の災害では住民がたくさん苦労した。

京都、滋賀のためだけでなく、関西、日本の物流、経済活動に資すると考える。

本日を期に心を合わせていきたい。

重ねてこのような場を作っていただきありがとう》。

次に、同盟会副会長の京都府知事代理副知事からあいさつがありました。

《このような集会、同盟会としてありがたい。

昨年は京都で災害が相次いだ。

307がまったく動かなかった。

工業団地から国道まで3、4分のところ、1時間かかっても出られず、リダンダンシーの必要性を感じた。

京都縦貫自動車道もネクスコに移管された。

今日も心配して早く出たが、早くついた。

そういう心配をしないで京都と滋賀がつながることが大事だ。

滋賀県、京都市と協力して、地域のみなさんが安心して移動できる環境づくりに取り組む》。

次に、同盟会副会長の京都市長代理副市長からあいさつがありました。

《多くのみなさんに参集いただきありがとう。

国道一号は非常に大変な交通渋滞、災害時のリダンダンシーが重要。

大津京都間は関心が高い。

本市と大津方面をつなぐ道路は災害時に確保が必要としている。

財源厳しいが、空港や港がない本市は道路が重要と考える。

国道一号バイパスは京都市だけでなく、京都府、関西一円に影響がある。

さまざまな手法を検討して取り組みたい。

みなさんのお力を得て進めて行きたい》。

次に、国土交通省近畿地方整備局からあいさつがありました。

《みなさんには日頃から力添えいただきありがとう。

2点お話したい。

交通容量、単位時間あたりにスムーズに車が何台走れるかという数字がある。

京都大津間には東西に主要な幹線道路が1本しかないために交通事故や渋滞が発生している。

山科区や大津市では交通容量が2倍だし、滋賀県内の国道一号2車線区間では交通事故が2倍となっている。

2点目、災害時に予め止める道路が2.4キロメートルある。

昨年の西日本豪雨では名神高速と京滋バイパスが通行止めとなり、国道一号が大きく渋滞した。

新十条通の無料化もしたが、どのエリアをつなぐべきかを考えていきたい》。

ここで、出席者が紹介されました。

次に、国土交通省近畿地方整備局道路部長から『国道一号における道路交通の課題について』の講演がありました。

《道路は戦後から徐々に整備してきた。

まず、国道の一次改良、すれ違いが可能となり、舗装するための工事が、国道一号は昭和30年代に終えられている。

並行して第二段階として、昭和39年に名神高速道路が整備された。

この地域はこの時点でこれら二段階の課題が解消され、その後は他の地域に力を振り向けていたが、そのため、この地域に課題が残ってしまっている。

この区間の高速道路では、名神、新名神、京滋バイパスと10車線は確保したい。

一方、国道は2車線のところがある。

京都から来ると、山科で一度止まり、滋賀でも速度20キロ以下となる。

逆方向も山科で断続的な渋滞が生じている。

事故も増えており、滋賀では2車線の長いところは事故率が2倍以上あり、特に追突事故が多い。

2車線区間では対策に限界がある。

災害についても、平成25年の災害では、国道一号も法面からすべった土砂で長時間通行止めとなった。

名神、京滋バイパスも止まったので、161を北上して湖西バイパスを南下するという1本だけとなった。

昨年の豪雨時には、名神、京滋バイパスが止まると、一般国道に迂回せざるを得ず、相当な渋滞が発生した。

通行規制で災害時にご迷惑をかけている。

どういう交通のルートを考えるか。

OD分析で起終点を確認したが、国道一号では6割が京都市と大津市で、通過交通は微々たるもの。

比較的生活や近隣市町の連携を図っていた。

名神高速は長トリップで外から外。

新名神ができればさらなる災害時のリダンダンシーができるので高速は何とかなるが、国道は2車線しかない府県境をとうするか、どのあたりを線形にするかを検討していきたい。

ただし、道路1本を作るのに10年はかかる。

それまでは交差点改良などで対応していく。

ルートは京都の山科と大津を結ぶことで検討している。

新十条通を4月から無料化したが、8000台が2倍になった。

バイパスをつくると山科の交通量が増加する。

また、大津南部からの府県境越えもあり、161号利用者などの利便性も考え、どの辺りがよいのかを調査していきたい》。

ここで質疑となりました。

まず、滋賀県トラック協会長から『リダンダンシーの位置づけもあるようだが、去年7月に名神名阪連絡道路の講演をした.業界では働き方改革を運動として従業員確保のため展開しているが、道路の安全確保が一丁目一番地だ.昔から瀬田唐橋を制する者が天下を制するとするが、ここには花折断層があり、万一のときにはリダンダンシーとなると考えているのか』との意見があり、部長から『国道一号の利用特性は大津京都間の利用が多い.連携強化が必要.第二にルートが同じでよいか、災害時にリスクを減らすということもあるが、まったく南に線を引くと、迂回させすぎて利用されなくなる.近すぎず遠すぎず安全を勉強しないといけない』と答えがありました。

次に、野洲市長から『現状では大津京都間の交通しかないが、潜在的に使いたい人が使わずに名神に乗っていると言うが、潜在的ニーズはもっとある.大津京都間の人しか逢坂山を通っていないのでなく、潜在的ニーズを踏まえてルート設定を.また、湖南地方の工場で京都に本社があるものが多い.京都の製造業は滋賀で生産している.そういう点も踏まえて期成同盟会でも議論したい』との意見があり、部長から『余裕があれば無理に迂回しなくてもよいということであり、近畿地方でも発展しているこの地域の人に使いやすいように検討したい』と答えがありました。

ここでしばらく休憩となりました。

17時10分で休憩は終わり、福井照国土強靭化推進本部長からあいさつがありました。

《滋賀県知事にも来てもらい、一帯一路、2年前には、中国が始めたので官邸は行ってはだめだとしていたが、二階幹事長がオレは行くとして行った。

その直後から日中関係が劇的に改善した。

調整の政治家と言われるが、ひらめき、思いつきが大事。

習近平から春の暖かさを迎えたの言葉が出た.そのときの赤ちゃんのような顔の習を隣で見ていた。

滋賀県知事にも今回は来てもらったが、習と二階幹事長は30分間見つめあっているという関係だった。

近江米、近江牛もドンドン売れていくと思う.富裕層に買ってもらえるので、日本人が買うより高く買ってもらえる。

アメリカから安い輸入米を押し付けられる心配はない。

作れば作るほど売れる。

国土強靭化は三日月さんが民主党の、僕が自民党の窓口となり国土強靭化三法案を通した。

法案への賛否は言わない。

そして、純粋上乗せをできた。

昨年末、3カ年の集中化を果たした。

また、明治以来の軛である単年度主義を破り、3年間、初めて多年度主義の予算を獲得できた。

今後、3カ年だけで終わってはいけない。

国土強靭化の予算は必ず必要だ。

山下元利先生の石碑の前で『このような事故で命を失うことは二度とあってはならない、警察庁、国土交通省、厚生労働省、文部科学省、内閣府に保育園幼稚園認定こども園周辺にヒヤッとするところがないか、直ちに確認しろと指示を出した、裏道まで含めての議論で、対策を緊急にしないと子どもたちの生命は守れず、予算はつける』と先ほど二階幹事長がぶら下がりで述べた。

国道一号バイパスにも必ず予算はつける。

安全な京都府、滋賀県にしたいので協力を願いたい》。

次に、伊藤忠彦国土交通部会長からあいさつがありました。

《一号線バイパスをしっかりしたい。

国土交通部会長をしているが、今年度予算や消費税アップに備えた準備をしたが、一番恐れおののいたのは、国土強靭化3カ年でものすごい金額が上乗せされてきた。

麻生内閣では7兆円だった。

今は6兆8千億円。

32年度までこれで行く。

その先がどうなるか。

私たち役職は多くの地域、多くの首長から心配されている。

今、自民党政調会で書きなぐっているのは、令和の経済成長。

財政規律もあり難しいが、維持と管理、高度成長で造った道路、橋、トンネルが次々に老朽化し、維持、更新しなければならない。

これらに合わせ、昨今の今までと違う災害の量と強さから、受けて回復しなければならない。

しっかりと数字の上で示していかなければならない。

これからのインフラを考えるのに避けて通れないことは、ひとつは国土強靭化に代表される、今の災害に破損しない、破損しても早く回復するインフラを造る。

維持、管理、更新を合わせて考える。

日本中で工場の立地が進んできたが、サプライチェーンが切れない、日本の成長に資するインフラが大事になる。

そのための国道一号バイパス。

さらに2000万人以上の国外のお客さんを迎えるが、京都以西、滋賀以東を結ぶ大事なバイパスはない。

最後に先週国会で初めて道路運送事業者法に自動運転という言葉がわが国法律で初めて出てきた。

自動運転を支える道路を造るためには新しい道路を造らないといけない。

進化した道路を造らないといけない。

第四次世代、第五次世代のために進化した道路を提示する必要がある。

国土強靭化、経済成長、道路進化のテーマを乗り越えるため、新しい予算を使い、日本経済の発展に資する必要がある。

国道一号バイパスは30、31年に直轄調査をしているが、それが終われば計画段階評価を受けることになる。

期成同盟会が気勢を上げ、首長、国会議員と手を携えてやっていこう。

二階幹事長から『言ったことはやれ、できないことは言うな』と教えてもらった。

一日も早くテープカットができるようにしていきたい》。

そして、二階俊博自民党幹事長が到着し、あいさつをしました。

《遅くなり申し訳ない。

国道一号は滋賀県と京都府の中枢を結ぶ期待の道路。

交通渋滞や交通事故対策もあるが、災害時の国土強靭化からも大切な道路。

公共工事に文句を言いたい人もいるが、そんな薄っぺらな意見に怯むことなく、住民の安全な生活を守るという観点から道路整備は努めて行きたい。

国土交通省はよく聞いてもらいたい。

これまで国道一号の課題整理をしているのは承知しているが、京都府滋賀県のみなさんが一体となり声を上げているので対応しなければならない。

新しい国道一号バイパスの実現に向けて取り組んでいける。

しかし、協力してもらいたい。

並大抵の努力ではない。

用地買収に苦労するかもしれないし、政治家もそっちの味方になって弁護士のように攻めてくる人もいるが、みなさんがしっかり支えてほしい。

国土交通省の幹部は用地買収をしたいと思って入っていないが、用地買収ができればほぼできる。

値段が合わないとか、自分の方向に曲がってこないというつまらない理由で反対するつまらない人が全国でいる。

こういうようにやろうやろうとしても、肝心なときに逃げる。

そこで、いよいよやるとなると国土交通省の役人がボロクソに言われる。

ヤレヤレと言っておいてそれはない。

ご当地にはないと思うが、長く道路行政に関わってきて気に入らない。

土地を取られるというが、政府は土地を取り上げたりしない。

買収されたことを土地を取られたというが良くない。

みんなで協力して早くやろう。

巨額よ予算が必要で簡単ではないが、作るのは難しくない。

それなら早くやろう。

みんなのご協力を得ることを切に願いたい》。

ここで近畿地方整備局長から決意が表明されました。

《令和の子どもたちがハンドルを持つ頃に明るい地域になる。

予算もつく。

知恵と汗と真心で頑張る》。

次に、滋賀県知事からも決意表明がありました。

《二階幹事長、福井先生、伊藤先生からお話があり、局長からも決意表明があった。

滋賀県も決意表明し、一致団結して頑張る》。

最後に『新しい国道一号バイパス建設を誓ってあいさつとする』と述べながら二階幹事長が退出し、17時50分に閉会となりました。

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