さて、寝台に横になりますが、検査をする前に胃の粘液を洗い流す薬が胃全体に行き渡るように一度寝台の上で360度身体を回転させます。
目の前には受診者用のモニターがありますが、医師のためのモニターは後ろ側になります。
喉の奥に麻酔がかかっているので、唾が溜まってきても飲み込んではいけません。
紙のエプロンをされて、そのまま盆に垂れ流します。
カメラは直径6ミリの細いものです。
鼻の穴が細いので難しいところ、うまく挿入していただき、少し喉でむせながらも食道から胃、そして十二指腸まで到達することに成功しました(つづく)。




