14時から湖南市中央の甲西文化ホールで開かれた甲西吹奏楽団による『きらめき☆コンサート2016』を鑑賞しました。
今年のきらめきコンサートは甲西文化ホール開館30周年記念としています。
甲西吹奏楽団は、甲西中学校吹奏楽部OBを中心に結成されて47年の歴史を誇る市民楽団です。
一昨年逝去した作曲家・指揮者の岩井直溥さんを永久名誉指揮者として、14年前には小学2年生から中学2年生までを対象とする甲西吹奏楽団ジュニアバンドを抱えています。
本日は客演に小倉清澄氏、オリタ・ノボッタ氏をお迎えしています。
『甲西吹奏楽団きらめき☆コンサート』は大盛況のうちに16時には閉幕となりました。
第一部がクラシック主体なら、第二部はポップスで、こちらを楽しみに毎年来場する常連も多くいます。
第二部を指揮されていた岩井直溥永久名誉指揮者が一昨年亡くなり、今年は米米CULBのオリタ・ノボッタ(織田浩司)さんが客演指揮を執りました。
第一部のクラシックの厳かな空気を一変して明るく陽気な雰囲気を醸し出し、岩田先生が暖めた日本一ノリの良い市民楽団の楽しさを最大限に引き出していました。
第二部の曲目は『第三の男』、『テイク・ファイブ』、『ひまわり』、『ウィンター・ワンダーランド』、『アランフェス』、『ティコティコ』と多岐にわたり、途中からは第一部でのゲストプレーヤーでもあった東京佼成ウインドオーケストラの小倉清澄さんが迫力満点のクラリネットで参戦、指揮をしながらオリタさんもサックスを吹き上げていました。
会場が一体となったお約束のアンコールの拍手で再び登場したオリタさんは、『プロであってもアンコールには勇気をもらえます』と満面に笑みをたたえ、どれをアンコール曲に選ぶこともできないからと、スイングジャズの豪華メドレーでコンサートを締めました。


