.

ドキュメント北栄町地震への対応

14時に湖南市岩根の『ここぴあ』を出発し、国道1号を西進して市役所に戻る途中の14時7分、緊急地震速報が飛び込んできました。

40秒後に震度3の地震が来るというのはわかりましたが、震源はと見ると震度6強が鳥取県中部と出ていました。

そうすると友好交流都市北栄町も震源に近いと直感しました。

北栄町とは災害時相互応援協定を結んでいます。

14時12分にNHKの地震情報メールが届いたときには、震度6弱が北栄町、湯梨浜町、倉吉市となっていましたので、市役所に到着してそのまま駐車場脇の上下水道課に飛び込みました。

『北栄で震度6弱!』というと立ちあがった次長が『聞いています』といいます。

そこで『断水に備えて給水車の派遣を準備.あわせて要員の確保とローテーション計画を立てるように』というと『わかりました.部長と相談してすぐに準備します』とのことでした。

上下水道課を飛び出して、庁舎2階に上がり、危機管理局を覗くと、職員が総立ちでNHKの画面にくぎ付けとなっていました。

『北栄町の状況はまだ問い合わせていません』というので『直後の混乱時なのでもう少し後でいい.上下水道部に給水車の派遣準備を指示してきた.他に救援物資が必要になったときの準備、被害が相当なものとなったときに明日の石部宿まつりでの募金の準備など、対応できるものを考えるように』と指示しました。

北栄町の松本昭夫町長には、12時13分の震度4の地震に際してお見舞いのメッセージを送ったところ、岡山県出張中であるとのことでした。

明日は北栄町からの職員を湖南市の石部宿まつりにお迎えすることとなっており、彼女たちはちょうど陸路を湖南市へ向かっている最中でした。

直接、北栄町役場に連絡するのは控えながら、北栄町から派遣されている職員を通じてや、湖南市から北栄町に派遣している職員へのコンタクトを試みましたがうまくいきません。

状況が不明なまま、万一の際の準備だけは整えるようにしました。

テレビは鳥取市の状況からようやく北栄町の総務課長への電話インタビューに移ろうとしていました。

14時30分、甲賀広域行政本部消防長から市長に『鳥取県の地震に伴い、消防緊急援助隊の出動要請がまいりましたので、出動準備作業を行います』とのことでしたので『ごくろうさま.出動の際は連絡するように』と指示しておきました。

甲賀広域行政組合の管理者は甲賀市長ですが、10月16日の市長選挙で落選し、レイムダックの状況なので、万一の場合は副管理者として判断が求められます。

一昨年まで湖南市に派遣されていた北栄町職員に連絡がついたところ、周囲では大きな被害がないとのことでした。

また、明日の石部宿まつりに参加するために陸路を走行していた北栄町職員一行は、名塩からUターンして北栄町に戻ったとのことでした。

松本町長には『給水支援体制は整えました.必要があればその他も含めて遠慮なくおっしゃってください.北栄町一行は名塩から北栄町にお戻りになりました』と状況についてメッセンジャーでお知らせしました。

ここで、市長は地震対応で遅らせていた予算協議のために危機管理局を離れましたが、14時45分には北栄町の西尾浩一副町長から電話があり、支援が必要であれば改めて連絡するということでした。

15時55分にはようやく湖南市から北栄町に派遣している職員から連絡があり、庁舎内でヘルメットを着用して勤務に当たっていることや避難所が4カ所開設されたこと、周辺では家屋倒壊は見当たらないが瓦が落ちているところがある等の情報が伝えられました。

17時には甲賀広域消防本部消防長から組合副管理者である市長に『鳥取県からの要請で緊急消防援助隊の出動は不要となりましたので解散します』との報告がありました。

17時10分には副市長とともに危機管理局長以下からこうした状況を聴取したうえで、平成28年熊本県地震の例もあることから油断することなく、北栄町からの要請があれば給水支援をはじめとして必要な対応をしていくこととしました。

毎日見たくなる市長の
ホームページ、目指しております。