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『防衛白書』説明

10時からは自衛隊滋賀地方協力本部から惠谷昇平本部長以下が『平成28年版防衛白書』の説明に来訪しました。

平成28年版では、第2部に第3章『平和安全法制などの整備』が新設されたほか、巻末資料編が充実したそうです。

巻頭特集では、日本の防衛この1年として『平和安全法制の成立・施行』、『防衛装備庁の新設』、『北朝鮮による核実験、弾道ミサイルの発射』、『各地で発生した自然災害』、『海外で活躍する自衛隊』、『自衛隊観艦式』がとりあげられています。

内容では、まず、第1部『わが国を取り巻く安全保障環境』として、北朝鮮による核兵器・弾道ミサイル開発のさらなる進展が重大かつ差し迫った脅威となっている、中国による透明性を欠いた軍事力の増強と積極的な海洋進出が地域の軍事バランスを急速に変化させつつあるとし、中国による東シナ海及び南シナ海における独自の主張に基づく現状変更の試みと既成事実化が国際社会の安全保障上の懸念となっているとしています。

具体的に北朝鮮については、5回の核実験を強行し、弾道ミサイルの発射を繰り返したほか、SLBMの試射を行っていること、中国については、公表国防費が依然として増加し続けているうえ、平成28年6月には中国海軍フリゲート艦がわが国尖閣諸島周辺の接続水域に入域したほか、情報収集艦が遊弋していること、中国公船や武装漁船などの動向、さらには中国軍機による領空接近など挑発行為が続いています。

その他の地域として、東南アジア各国は国防費を増強しているものの、スビ礁のように中国による埋立行為が進んでいるところもある一方、地域紛争や国際テロも予断を許さないとしています。

 第2部『わが国の安全保障・防衛政策と日米同盟』では、国家安全保障戦略、防衛計画大綱、中期防衛力整備計画は前年と変わらないが、平成28年度の防衛力整備として、統合機動防衛力の構築に向けた防衛力整備を着実に実施するとしています。

防衛力を支える人的基盤としては、少子化・高学歴化で自衛官の募集環境が厳しさを増しているとするものの、女性職員の活躍の場を広げ、航空自衛隊では戦闘機パイロットを含むすべてのポストに女性が就くことになり、海上自衛隊では女性護衛艦艦長も就任しています。

平和安全法制については周知のとおり。

在日米軍の駐留については日米安保体制の中華雨滴要素となっています。

第3部『国民の生命・財産と領土・領海・領空を守り抜くための取組』では、周辺会空域における安全確保として、近年は中国軍機に対するスクランブルが急増していることと島嶼防衛が重要視されていること、弾道ミサイル攻撃への防衛や、ゲリラ、特殊部隊などによる攻撃への対応などが進められています。

また、各国との安全保障協力についても積極的に推進されており、戦略的な国際防衛協力体制が構築されています。

一方で、地域社会や国民とのかかわりについても一層深めていきたいとしています。

これに対して、北朝鮮のSLBMはフェイクである可能性があるのではないか、北朝鮮が崩壊した際には半島部に中国寄りの統一政権ができてわが国に対抗する可能性が高いのではないか、中国によるグレーゾーン侵略に対抗するための法整備が必要ではないか、フィリピンによる中国との妥協は東シナ海にも影響があるのではないかなどについてお話ししました。

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