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平成28年10月朝礼

今回ばかりは最悪で、今日が10月に入ってからの初めての営業日であるという感覚がなかったため、出勤間際になって今月の朝礼を作っていないことを思い出し、愕然としました。

髭剃りもそこそこにパソコンに向かって、大車輪で打ち込み、15分で仕上げたうえで着替え、市役所に向かって、8時15分からの総合政策会議に滑り込みました。

仕事がギリギリになってそれを苦難のなかで乗り越えると、脳内快楽物質が放出され、中毒になると聞いていますが、今回のものは単純に忘れていただけでした。

しかし、これも無事乗り越えられましたので、ますます中毒性が増してくるのではないかと心配しています。

8時30分から電話機を通じて庁内放送で朝礼をしました。

「平成28年10月の朝礼」

職員のみなさん、おはようございます。

10月に入って3日が経ちましたが、平成28年度の後半が始まりました。

年度前半を振り返り、年度内に仕上げるべき仕事については、ゴールから逆算して、今、やっておかなければならないことを、しっかりと取り組む段取りをお願いします。

さて、昨日の総合防災訓練、大変お疲れさまでした。

今年度は地震災害に対する備えとして実施しましたが、予想される南海トラフ地震や琵琶湖西岸断層帯地震が実際に起きた場合には、とても昨日のような状況では済まないはずです。

しかし、訓練を超える実戦はないといわれるように、何事も手順を繰り返し繰り返して身にすり込んでおくことが大切です。

万一の際には、事前に準備していたことの10分の1もできないといわれますし、備えるのに備えすぎということはありません。

ところで、昨日の訓練は庁舎が倒壊して使えないという想定で行なわれました。

普段は電気があり、電話があり、ネット環境があり、庁舎で仕事ができていますが、有事にはそうした環境が一変します。

情報収集に困るどころか、それ以前に情報伝達すらままならない状況だったのではないでしょうか。

私たちは組織として活動をしていますが、組織として動くことができるのは、組織の構成員それぞれが意思疎通をできて、お互いに影響力を及ぼしあえるという前提があってこそのことです。

コミュニケーションとは、社会生活を営む人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達であるといわれていますが、まさにコミュニケーションが断たれる、すなわち『言語道断』となった場合に、自分は何をできるのだろうか、ということをあらかじめ想像し、そのときの対処方法を考えておいたほうが良いのではないかと思います。

私たち公務員は、全体の奉仕者として公共の利益のために仕事をして、その対価として身分を保障され、給料をいただいています。

それは、大規模災害時においても変わらないどころか、むしろ私たち公務に携わる者には、それ以上に市民のみなさんからの熱い期待が寄せられ、責任が重くなります。

昨日の訓練でエリアメールがうるさいとの苦情があったようですが、むしろ訓練でエリアメールが届いたことの確認ができてよかったといえます。

なぜなら、そこでは市民と市役所の間で情報の伝達ができているからです。

そうした苦情は、事前の周知が十分であったか、メールの発出の仕方は適切であったか、苦情への対応を想定できていたかなど、次の訓練に向けての改善の端緒にもなりえます。

コミュニケーションが大事であるということは、平時においても何ら変わりません。

これくらい理解しろよと思っても相手はそこまで理解が届いているかわかりません。

当然知っているだろうということを知らないことのほうが多いのではないでしょうか。

普段の職場の仕事でも、情報について精査することも大切ですが、できる限り上下左右で共有できるように、少しの気遣いが求められます。

相手を想うことが自分の仕事に返ってくるということをお話して、今月の朝礼を終わります。

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