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平成28年度湖南市総合防災訓練・第1回災害対策本部

平成28年度湖南市総合防災訓練では、石部南小学校を視察していた災害対策本部員が災害対策本部に戻りました。

倒壊を免れたサンライフ甲西の庁舎を区割りして、各部局が災害対策とBCPについて対応しています。

平成28年度湖南市総合防災訓練は、10時15分から第1回災害対策本部会議を開きました。

想定ではすでに地震発生から3時間が経過した11時となっています。

最初に本部長から次のようにあいさつしました。

「本日午前8時、南海トラフを震源とするマグニチュード9.0の地震が発生し、湖南市では震度6強を観測しました。現在、地震発生から3時間が経過し、市内各地域に被害の発生が見られます。各部局は、被害情報の収集ならびに対策について、対応行動を実施してもらっていますが、これからさらに被害の拡大が予想されますので、関係機関と連携して迅速、かつ適切な行動をお願いします。それでは、ただいまから第1回災害対策本部会議を開きます。最初に、危機管理局管理監から、現在までの状況について説明を求めます」

続いて、管理監から状況の説明を求めました。

「11時までの状況です。地震災害を受けて、災害対策本部立ち上げ、職員は自主参集した。被害状況については把握が不十分である。石部、水戸、下田地区の被害が多く、市民の避難が始まっている。県の状況だが、8時に危機管理センターに災害対策本部を設置した。県南部地域に被害が集中しており、県職員を市町に派遣して情報収集中。消防は応援協定に基づき人命救助に当たっている。緊急消防援助隊を要請した。自衛隊は幹部を県庁に派遣し、必要に応じて部隊を投入することになる」

次に各部局から職員の参集状況の報告を求めました。

予定していたほぼすべての人員が参集しています。

政策調整部はまちづくりセンターに開設した地区連絡所に5名ずつ職員の配置を終了しています(サンヒルズと下田まちづくりセンターは4名)。

健康福祉部は石部南、水戸、下田各小学校に支援班と救護班を派遣しています。

被害状況について報告を求めると、市の施設関係では、庁舎は1階が倒壊したため原則立ち入り禁止だが、宿直室と電算室は可能で、9時30分に電源が復旧したため住民情報システムのみ稼働させていること、老朽化した保育園やこども園の園舎が倒壊していること、市民2名の遺体を収容して雨山で検視を行っていること、甲西中央橋、荒川橋、中出橋、堂の上橋が落橋または亀裂により通行止めでガードマン依頼済み、市道旧東海道線三雲水口間の路肩が崩れて通行止め、市道善水寺朝国線が通行止め、岩根のホテルサンクレスト前で漏水と液状化による下水道管が浮いている、妙感寺と美松の配水池でクラック、断水の恐れがあるため給水支援を想定して準備、消防による市内の火災出動5件、救急出動10件、土砂災害1件、調査1件で、宝来坂で土砂災害、下田で建物火災、善水寺で本堂が倒壊しているとのことでした。

また、滋賀県危機管理センター経由での情報によると、緊急消防援助隊が発動され、福井県、岐阜県の消火、救助、救急の数隊が湖南市に向かって出発したとのことでした。

次に、本部長から今後の状況についての報告を求めると、危機管理局管理監から次のように報告がありました。

「関係機関との連携を進めていく。自衛隊への災害派遣出動を滋賀県を通じて要請していく。応援協定を締結している自治体については、被害状況の把握ができていないので、応援要請の準備をしておく。指定避難所への支援が必要になるとともに、福祉避難所については応援協定に基づいて連携調整が必要になる」

その他の所見を問うと、総務部長から公用車の確保が難しく、民間者の借上げを準備しているという情報が示されたので、本部長からガソリンの確保はどうかと問い、民間ガソリンスタンドの確認を行うこととしました。

市民環境部長からはリサイクルプラザ、甲賀広域衛生センターとも被害がなく、ごみの受け入れは可能との報告がありました。

建設経済部長から緊急消防援助隊の受け入れに際して必要な協力はあるかとの問いに、消防署長から緊急消防援助隊は燃料や食料も持参する自己完結だが、水分と軽油については依頼するかもしれないとの情報が提供されました。

逆に消防署長は、被害状況の把握のためにドローンの貸与を申し出、危機管理局で貸与する方向で調整するとの答えがありました。

市長公室長から、市民に対する情報提供が必要であるとの意見具申があり、タウンメールやエリアメールだけでなく、緊急に記者会見を開くこととしました。

最期に、次回の災害対策本部会議を16時に開催することと決し、11時38分(実際には10時38分)、第1回災害対策本部会議を終了しました。

終了後、市長はサンライフ甲西ロビーで臨時記者会見を開きました。

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