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平成28年度第4期第1回「きょういく げんき塾」

19時20分から湖南市西庁舎で開かれた平成28年度第4期第1回「きょういく げんき塾」

に応援団長として出席しました。

「きょういく げんき塾」

は、希望する若手教員と推挙されたベテラン教員とが円卓を囲み、さまざまな教育上の悩みや課題について意見を交わし、高めていく場です。

月1回、時間外に小中学校という校種を越えて市内各学校から教員が集います。

第1回きょういくげんき塾は、所属学校でホタルまつりがあったり、PTAの会議があったり、急に家庭訪問が入ったりしてすこし少ない塾生の参加でした。

そこに市長(応援団長)、教育長(副団長)、教育研究所長(塾長)、教育研究所員が加わっています。

教育長は就任前に教育研究所長だったとき、このきょういくげんき塾を立ち上げました。

今回は塾生が初めて出会うことになるため、アイスブレイキングも自己紹介絡みとなります。

ベテラン教員からアイスブレイキングの提案がありました。

「『積み木自己紹介』というものがある。まずは手を叩いた数や猫の足の数、八咫烏の足の数などを言ってその人数のグループをつくっていくやり方をするが、今日は人数が少ないので全員でグループとする。最初の人は自分の自己紹介と〇〇が好きと言う。次の人からは〇〇の好きな☓☓さんのとなりの口口ですと紹介し、自分の好きなものを述べて次の人につなげる。それを繰り返していく」

そして若手教員から順に自己紹介をつなげていきました。

最後は教育長、さらに市長となりましたが、しっかりと全員分について自己紹介を引き継ぐことができました。

今回は、次回以降の塾の計画を立てていきます。

まずは、自分が学びたいことやこんなきょういくげんき塾にしたいということを出し合っていきました。

ちなみに昨年度は「通常学級における特別な支援の必要な子どもへのかかわり方」

、「居心地の良いクラスづくり」

、「授業の湖南市スタイルに即し、授業検討」

、「レッツ教材研究!〜中学校道徳編〜」

、「レッツ教材研究!〜小学校道徳編〜」

、「グループワークの工夫」

、「レッツ教材研究!〜小学校算数編〜」

、「これは使える!おすすめグッズ交流」

、「学級開きアイデアあれこれ」

というテーマでした。

《若手・中学校》こんなことを聞いてみたいということについては、生徒との距離感の取り方、コミュニケーションの取り方、最近の子どもはどんなことを考えているのか、家に帰ったらどんなことをしているのかというような情報交換をしたい。

《若手・小学校》悩んでいることといえば、授業の湖南市スタイルでやっていこうと頑張っているが、例えば5年生の社会ではどうすれば話し合いになるかというような、「教える」

という以外は思いつかない単元がある。

とても困っている。

【研究所長】去年と一昨年は道徳の授業について考えた。

中学校の先生は小学校の道徳は難しいと言い、小学校の先生は中学校の道徳が難しいと言っていた。

そういうことについては、本筋の専門家を呼ぶこともできる。

《若手・小学校》これから出会ういろんな子どもたちへの支援の手当を教えてほしい。

経験値が低いので、こんな子どもにはこんな支援がということを。

それと、1年生の間に身につけておくべき学習規律とかがあれば教えてほしい。

【教育長】6年の担任から1年の担任に代わったことがあったが、小さすぎて踏みそうになる(笑)。

【研究所長】6年生担任から2年生担任になったが、その担任発表だけで子どもがお漏らしをした。

怖かったのかな(笑)。

《ベテラン・小学校》中学校の先生と喋ることがない。

中学校の実践、小中のつながりをできるといい。

今年初めて校内研修員を受けた。

若い先生の率直な気持ちを知りたい。

こういうことは鬱陶しいとか、負担になるとか、頑張れるとか、ぶっちゃけトークを。

【研究所長】それを自分のところではなくよその若手教員に聞こうというのか(笑)。

《ベテラン・小学校》湖南市の授業スタイルはかなりハードルが高い。

力量がないと振り返りまでいけない。

何か良い流し方がないかをみなさんと考えたい。

私が新採の頃は、上は30代くらいまでしかいなかった。

だから早くから主任をして、長い間主任をしているが、次の世代にどうやって引き継いでいけばよいかを考えている。

【研究所長】私が若い頃も5年生の5クラスの学年主任をしたが、さすがに閉口した。

【研究所】初任者研修で、この2ヶ月で嬉しかったことは何かを聞いたところ、指導したら子どもが笑顔になった、ということを活き活きと書いていた。

こういうときに子どもの笑顔が輝いたとか、うまく行ってガッツポーズをとったというようなことを交流すれば役に立つと思う。

また、湖南市教育の三本柱で、自分はどこを頑張っているかについて話し合えればいい。

【研究所長】これは使えるおすすめグッズ交流と学級開きアイデアを昨年は最後にやった。

新任の先生が多かったのですぐに役に立つようにと最後にしたが、今年は早いうちにやったほうがいいかなと思っている。

校種を越えて交流できる。

【教育長】きょういくげんき塾は、先生方がせっかく湖南市の勤務になったので顔見知りになったほうがいいと思って始めた。

県でも講座型研修があるが、人格をじっくり見られるようにするには、参加者を限定した塾という形式にするほうが良いと考えた。

必ずベテラン教員にも入ってもらっているが、教師の成長は散髪屋の看板だと思っている。

くるくる回って上がっていくが、若い先生がベテランと絡み合いながらベテランの技術を引き継いでいく。

だから、塾の中身は何をやってもらっても良い。

昨年度のおすすめグッズで「ミニ定規」

というものが紹介された。

普通の黒板用定規は1メートルだが使いにくい。

それを30センチくらいに短くしたものだが、これだと筆算の線も書きやすく、とても重宝していた。

特許を取ってもよいくらいだ。

《ベテラン・小学校》種明かしをすると、あれは偶然折ってしまったもの(笑)。

しかし、筆算の線もピシッと書ける。

【市長】今週は上京して教育再生首長会議や全国市長会議に参加してきたが、湖南市の教育は文部科学省の政策を先取りしている。

国の方向性が湖南市に追いついてきた。

このきょういくげんき塾の取り組みもそのひとつだ。

校種も経験も違うみなさんが時間外に気楽に真面目な話をする。

お酒を呑みながらするのは気楽に不真面目な話だが、気楽に真面目な話をして、学んでほしい。

そして、学校に持ち帰りさらに広げてほしい。

【研究所長】それでは、来月のテーマは、いきなり湖南市スタイルについて議論するか、それとも子どもとの関わりとするか。

【教育長】第4期生は9名と少ないが、もう少し増やすために、二次募集をするか、みなさんを常連として一見さんを毎回募集するか、ゲストを呼ぶというのもありかな。

【研究所長】みなさんの予定を聞き、次回は7月19日に開くことにする。

終業式の前日になる。

会場は西庁舎4階。

司会の先生を決め、アイスブレイキングをして、それから本題に入っていく。

8月は少し開催時間を早める。

また、きょういくげんき塾卒塾生の懇親会も計画したい。

次回のテーマは支援の必要な子どもへの関わり方を。

【研究所】今日も急遽家庭訪問が入って来られなかった教員がいたが、どうしても来たいと熱く語っていた。

【研究所長】塾生のみなさんの独り立ちを目指している。

大きく羽ばたいてもらいたい。

急遽家庭訪問が入った塾生を待っていましたが、そろそろ時間となったため、研究所長が締めたところで、塾生たちは今日の感想を書きました。

一旦終了したそこに、家庭訪問が長引いた塾生が到着しました。

そこで、全員は再び席に着き、自己紹介のあと、ベテランから今日の概要をその塾生に説明しました。

きょういくげんき塾で何をしたいかと意見を求めると、遅れてきた若手塾生は話し始めます。

《若手・中学校》思春期の女の子との関わり方が難しい。

あまり行くとしつこいと言われるが、それが本意なのか作っているのかわからない。

【研究所長】それは小学校高学年でもある。

《若手・中学校》あるある。

自然に避けられている感じだ。

【研究所】昔、新任の男性体育教師が男子全員から「女子に優しい、贔屓だ」

と言われて、「先生は女子を怒れないんです」

と言っていたのを思い出した。

【研究所長】歳が近いと一緒に遊んだりした。

しかし、歳が行くと自然と離れていく。

【研究所】若いから絡んでいくので、期間限定だ(笑)。

《ベテラン・小学校》そうしたことを積み重ねて先生の魅力がもっと大きくなる。

慕われて信頼される教師になれる可能性が大きい。

【研究所長】去年も新任の先生が悩んでいたが、子どもとの関わり方を変えたらしっくり行ったと言っていた。

《ベテラン・小学校》湖南市スタイルはまさにこのような交流だ。

笑い声のなか、第1回きょういくげんき塾は21時前に終了しました。

第4期生も成長が楽しみです。

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