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タキイ種苗創業180周年記念農場研修会②

タキイ種苗創業180周年記念農場研修会は、ハウスや露地の見学と説明会もしていました。

トマトについては、30年前に『桃太郎』を新発売しましたが、とりわけトマトの主産地のひとつである岡山県では桃太郎で占められているそうです。

それまでトマトの出火と言えば緑色のうちに摘果して箱詰めし、市場に出回る頃に赤く色づいた状態だったそうですが、『桃太郎』シリーズの登場により、熟した状態での摘果が可能になったということです。

30年前の売り出し時には、トマトひとつひとつをネットに入れ、シールを貼って高級感を出したそうで、今や8割のシェアを占めるようになったそうです。

気候が大きく変わってきたため、品種改良は常に行っているそうで、病害虫に強かったり、糖度が高かったり、裂果が少なかったり、秀品率が高かったりする品種を生み出し続けています。

ナスについては、これまでは着果促進剤というホルモン処理を行わなければならず、重労働となってきたところ、単為結果性品種を開発することで、ホルモン処理と受粉の労力を省力化することができたということで、25%の省力化が注目されています。

特にとげなしタイプの開発により、農家の怪我防止とナスの傷みを少なくすることにも成功しています。

メロンは近年その生産量が落ちてきていますが、原因は値崩れとえそ斑点病でした。

えそ斑点病に対しては耐病性の台木を利用しますが、その必要のない新品種を開発し、少量生産のなかで再び高騰してきたメロン市場に反転攻勢をかけています。

キュウリも、うどんこ病やべと病、モザイクウイルスなどに耐性を持った品種を開発するだけでなく、昔ながらの食感を楽しめる『シャキット』という品種も開発しています。

オクラやトウモロコシ、エダマメ、スイカ、カボチャなどさまざまな新品種が展示されていましたが、それ以外にも京都ゆかりの野菜原種も販売していました。

本来であれば、原種を提供すると交配されてライバルに新しい品種をつくり出されるため門外不出だそうですが、180周年の記念ということでした。

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